エンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)の長男、アルフレード"ディーノ"フェラーリ (Alfredo "Dino" Ferrari)が構想したと言われるV6エンジンを搭載。65°のバンク角を持つこのエンジンはフェラーリ社が製造するロードカーとしては初めてミッドに配置されました。24歳で夭折した若きエンジニアに敬意を表してその名前が冠されたディーノ・ブランドのクルマにはV6 2ℓエンジンの206GT、同2.4ℓの246GT、そして後年にはフェラーリ・ブランドに統合され、現在のV8モデルのルーツと言われる208/308GT4があります。